hana日記

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2009年 03月 31日

重きものを押し上げる

英語を学ぶ時に師となる人にこう言われた事があります。

「英語は結局はどう喋るかではなく、何を喋るかです」

なんだか大切な言葉を聞いた気がして、ずっと覚えてました。
英語って単語を抜けば、人生哲学に通じると思った。

身の有る、少々の毒を持った、自分の星を追う生を。
たくましく生き切りたいです。

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春で地面がふわふわしてた。


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空ももわもわし、つぼみが芽吹いてた。


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by norihana333 | 2009-03-31 10:13 | 日常
2009年 03月 30日

空気の中の湿気

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The University of British Columbia、略称:UBC
このアジア図書館に日本語が恋しくなると出かけました。
ときどき日本に帰りたくなって朝方目が覚めて、望郷の念に身を焦がしました。
ほんとうに寂しかった。
海外で住むって事は面白い経験も多いけど寂しい事も多かったです。
自分がぱさぱさになったような気持ちになった。

心が乾燥して、どうしようもなくなるとここに良く来ました。
沢山の日本語の本達。ちょっとカビ臭かったけど。慰められました。
本の中に潜む湿気を楽しみました。アジア的な空気の中の湿気。

その蔵書の中で目を引いたのが、宮沢賢治の本。驚くほど沢山の本がありました。

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アジア図書館の中にぽつんと立つこの建造物。
日の当たりにくい巨木の下に作られてます。

Victoriaに行ったとき、ひょんな事から古いお墓に行き当たりました。
日本名が刻み込まれた崩れ落ちそうな石碑。移民の方達。
皆さん若くして亡くなられてました。
帰りたかっただろうな。そんな事を考えたら胸が締め付けられました。
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by norihana333 | 2009-03-30 09:34 | 日常
2009年 03月 29日

人に魅了される瞬間

「昨日、美術館でダライラマへの寄付を頼まれたけど
あんな殺人者になんでみんな寄付するんだ?」

これがJackの私への質問でした。
不思議で仕方がなくって聞いたみたい。

彼は中国メインランドの南部の出身。カナダに来てすぐでした。
彼の中国名が発音出来にくいためJackと名のってました。

お父さんは中国党幹部お付きの英語通訳。
お母さんはその州の警察署のトップ。いわゆる中国のエリートでした。

私たちはカナダの日系企業で一緒に働く同僚。
ただ、上司がいないとサボるし態度は傲岸不遜で我良しのかたまり。
でもなんとなく愛嬌もあったりして。手に負えない(苦笑)個性的な男だった。
ただ権力を握った経験が有る為か人を人とも思わない男だった。

私はおつきあいは一線を引いておりました。

チベット問題についても、中国共産党の大本営発表を基本に私に質問したようです。
「貴方はどうしてダライラマを殺人者だと思ったの?」これがゴングの音。
その日は仕事もスローペースだったので、Jackとわたしのチベット議論が始まったのでした。

これはもちろん英語でしたし、お互い第二言語だし全て論争を尽くせたとは思わないけど。
私たちを取り巻く同僚が少しずつコーヒーを買いに行くと言って席を空けたので。。。。。
たいへん激しかったんだと思います。あはは

まあ話し合ったけどお互い平行線でした。当然。
最後はお互いわかり合えないって事が分った。この点は重要でした。

お互いの間を隔てる大きな谷の存在をはっきり認識した訳です。
その事はたいへん良かった。お互いどういう人間かが浮き彫りになった。
ダイナミックな瞬間でした。

次の日の朝、あの傲慢なJackが
「中国には60を越す言語が有り、共産党の行う事は全てが正しいとは思わないが
国を統率する事はたいへんな事なんだ」としんみり話しかけて来た。

わたしはその彼の気持ちは理解出来たけど。。。。
「貴方は今は自分で学べる状況に居るんだから、もっと自分で調べてみたら」
と思った事は話した。前日激しく議論したので、彼の事をとても近くに感じた。

彼は当然自分の国への愛国心もある、
でももう自国に戻りたくないとも思ってる。

海外で住む華僑の人達の意識の底にこのような気持ちが有るかもしれないな
とその時実感しました。


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わたしはチベット問題を目にするたびに、Jackの事を思う。
とんでもない男だったけど私は有る意味好きだったのかもしれない。
あの議論の次の日の朝の彼に、共感した。
あの傲慢な男が見せた弱さと迷いに魅了された。

でもその会話の後、彼はすぐ「ごうまんぶりぶりマイペース」に戻ってたけど。

その後私はその会社に勤めてる時に強盗に襲われて、いろいろあり退社。
彼はカナダの大学に編入し、新たに学びを始めたのでした。

やっぱり彼も私も波瀾万丈、一筋縄ではいかない状況を生きて行くのでした。
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by norihana333 | 2009-03-29 11:23 | Canada
2009年 03月 28日

イスタンブールはどうだい?

2002年の FIFAワールドカップ。

トルコ対日本のサッカーの試合中。
沢山の人が山の上の寮に集まり試合を観戦してました。
トルコがゴールを決めた瞬間、ただひとり
我を忘れて飛び上がって喜びを表現したZちゃん。

そう 彼女はただひとりのトルコからの留学生でした。笑

彼女は明るくって思慮深い、面白い、しっかりした女性でした。
成績も優秀で日本語、英語を流暢に話しました。

今日、新宿のトルコ料理のレストランで食事してる時 Zちゃんの事を考えた。
先月トルコに帰国。8年間の日本での生活に一旦終止符を打たれました。
イスタンブールはどうだい?元気にしてる?なんて時々考えてました。

いつかトルコは行きたい国。今日の料理も美味しかった。
主人の同僚の方達とワイワイ喋って食べてるウチに写真を撮り忘れました。

新宿の雑踏、いつも行くたびに圧倒されます。
でもこの寄席の辺りは好きですね。
大学の頃落語が好きで、よく大阪の寄席に寄せてもらいました。


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by norihana333 | 2009-03-28 01:04 | 日常
2009年 03月 26日

滲み出るように 渡してゆく

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「分けて与える」ことって難しく感じてたけど。
実は簡単な事なのかも。

以前は自分が受け取り変化する事にばかり注目してたけど。
この点は大きな発想の転換になりました。気持ちも穏やかになった。

まあ、そんな口当たりの良い事ばかりを考えて生きてる訳ではないのですが。。。。

生き抜くには働かなきゃいかんので、一生フリーランス宣言をした私としては
何をしても感謝し働き生き抜きます。

結婚してても自分はじぶん。

仕事は 昨日も大変面白い一日でした。面白すぎて支障があって書けません。笑
いずれまた。。。書きたいわ〜

水のしずくが落ちて静かな波紋が広がる様に、その中心に自分はいてみたい。

この写真は伊勢神宮 外宮の遷宮地。
伊勢は伊雑宮に行ったとき、境内に入ったとたんに何故だか分らず涙が。。。
あそこは母性の塊のような場所でした。奇跡の地。

今度は主人にこの土地を見てもらいたいと旅を画策しております。
旅から旅への旅おばはん 落ち着かない人間です。笑
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by norihana333 | 2009-03-26 18:09 | 日常
2009年 03月 26日

天井の穴

小さかった頃、お父さんが帰って来ると

ほんっと嬉しかったの。なんで嬉しかったかは。。。覚えてないんだけど。笑
嬉しくて嬉しくて。足にまとわりつき。
父が歩くところ全てに着いて回りました。

それは、ある遊びを期待してたから。。。
一番奥の座敷は天井が高くって、私たちはその部屋で寝てました。
そのお部屋で「高い高い」をしてもらうのが大好きだった。

高い高いはだんだん過激になり、よく父は私を天井に向けて放り上げてくれました。
私と言えば。それをうはうは喜び、何度も高く投げて〜とねだったモノです。

ある日、父はひつこく強請り続ける私を力一杯天井に投げました。。。

私の頭は天井の天板を突き破り、天井に穴を空けたのでした。あはは
大泣きする私を母が抱きかかえて、父を怒っていたのを覚えてます。

その家も、その天井も もう無くなりました。
モノは無くなったけど。記憶はしっかり刻まれてます。

その天井の穴は数日あいてて、その後何事もなかったように塞がれてました。

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by norihana333 | 2009-03-26 00:43 | 日常
2009年 03月 25日

宇宙からきた緑のひとを尊敬する

こちらを立てればあちらが立たず
そんな事が多いので、心を忙しくするのを止めました。

ウチは子供達は日本人。
わたしも基礎的部分は日本人。ただいろいろな経験が自分を変えたとは思う。
性質の枝葉は子供の頃から比べるとかなり変化したようです。
私の子供の頃を知ってる人には。。。宇宙人のような捉え方かも。

パートナーはカナダ人なので人生感、自我の捉え方。
子育てや子供の独立への基礎的な常識が違う。
ただ長くアジアで暮らし、日本の文化に尊敬心を持ってくれてるので
典型的な北米の人間ともまた違う。
小さい頃見たテレビや懐かしい記憶なんかも、お互いいっさい重なりません。
7歳若いってのもあり、まったく違う惑星から来た人みたい。
これまた 宇宙人みたいなもんでしょうか〜

違うって事は多様性に富んでるって事なので。
これは良い事なのだと思ってます。

自分と考えが違う人をなんとかして変えよう。と若い頃は苦闘したのだが。。。
そういう人に限ってまた、変えようがないほどの強烈な個性の人が一緒に生活してるわけです。

尊敬心を持って接する。
それしか生き抜く道はありませんわ。たとえ宇宙人であったとしても。
心の芯に感謝と尊敬心があれば。。。

お互いなんとかやって行けるもんですね。
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by norihana333 | 2009-03-25 10:16 | わたしたちのこと
2009年 03月 23日

ふかぶかと座る

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言語化したくない悲しみも有るわけで。。。
言葉にしたところで、事態を明確にしたところで
誰も幸せにならない事もあるな。

そんな時は現実を受け入れて、しんと静かに
事態の進み方を見守ります。

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カウチに座る気持ちよさに目覚めたら、
床に長くは座れない人間となってしまいました。
お爺ちゃんがお坊さんだったので、子供の頃は
さんざん正座させられたんだけど。。。。
正座や横座りしてると脳が酸欠になってくるような。

カウチに深々と座ってゆっくり会話すると。。。
身体の隅々に酸素が行き渡る感がし、空気もゆっくり流れるのでした。
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by norihana333 | 2009-03-23 16:58 | 日常
2009年 03月 22日

心臓の鼓動

アメリカのおばさん。

心臓肥大で酸素吸入器を常時携帯し、ゆっくりしか歩けなかった。
医師から食事制限を言い渡されてたんだけど、従わず。苦笑

タコベルが大好きで。ひとりで良く出かけては食べてたみたい。
伯母さん曰く「キャロットスティックなんかで生きては行けない」

お義母さんはよく健康面の相談に乗ってたみたいだけど
伯母さんはやりたい事、食べたいものはいっさい譲らなかったようです。
これまた苦笑

お義母さんはそれが妹のチョイスなんだから。。。仕方がないね。
ちょっと諦めがはいった、さらりとした。そんな口調でした。

おばさんの息子さんやご家族がおばさんの養老院への入居を決断し、
明日長く住んだアパートからその養老院へ行くと言う日の朝に。
心臓発作で眠るように亡くなりました。

その話しを聞いて。。。お義母さんにお悔やみのメールを打ち。
一環して、自分を生き切った伯母さんに「ご苦労様でした」とエールを送りました。
最後のさいごまで、独立し病を生き切った。強い方でした。


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先日朝のテレビをひさしぶりに見たら、アナウンサーの佐々木恭子さんの
美しさに主人と二人で同時に驚愕しました。
母性の偉大さ。美に驚いた。
佐々木さんは赤ちゃんの心臓の鼓動をこころで毎日聞いてるのかな。。。
ほんとに母性は美しい。

私は柔らかく母性的な大きな人間に成りたいん。。。だけど
アメリカのおばさんの様な独立心と気概は心に秘めていたいです。
ガッツだぜ!!

おばさん!ごくろうさまでした。
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by norihana333 | 2009-03-22 16:13 | 日常
2009年 03月 20日

まとわりつく

電車や街で隣り合って座ったり、すれ違う人達の身体から
何とも言えない、疲れと苛立ちを感じ取りました。
底意地の悪い意地悪さも。。。。

ひとりの若い女性は母親に、悪魔の様な口の聞き方をしてた。
あまりの邪悪な印象にそのお二人からすぐ離れました。

凄く奇麗なメイクアップや服装をしている人達にも
どんよりとした疲れが身体中にまとわりついてた。
特に髪に。。。生気がなかった。

この国はどうなって行くんだろう。。。。
そんな事を考えながら歩いてたら、雨が止みました。

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横浜中華街は爆竹の音に、一瞬空間が清浄になってました。
花火ってお祓いの威力もあるんですね。
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by norihana333 | 2009-03-20 21:50 | 日常