hana日記

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2009年 05月 12日

大きな銀杏の木の下で

私のおじいちゃんは僧侶でした。浄土真宗。

小さかった頃におじいちゃんは亡くなりましたが、
紫や黄色の薄い衣をたなびかせて、早足でさっそうと歩いてたのを覚えてる。

いつも沢山の方が家に来られてたし、
鐘つき堂にもあるご家族が住まれてたりしてなかなか大所帯でした。

私は両親の仕事の関係で、よーくお寺で預かってもらった。
実は毎日でした。自分の家より長くお寺に居たかも。
従兄弟達と毎日遊びました。お墓や境内で。笑

夏に眠る時は蚊帳を吊り、その中で眠りました。
おばあちゃんが私に団扇で風を送ってくれたのを覚えてる。
団扇からの風が止まって寝苦しさに目が覚めると、
おばあちゃんも団扇を手に寝てるのね。
ちょんと肘に触るとふっと起き、また風を送ってくれました。

お寺の中庭に大きなおおきな銀杏の木があった。
とても大きくって、その木の下で紙芝居を見たり
お米で作る「ポンセン」を食べたりしたな〜 あの大きな音にどきどきしました。
その銀杏に雷が落ちて、木は半分に成っちゃいましたが
先日お寺に行った時、木はその姿でも沢山の葉と実をつけていました。

銀杏の木の下での思い出やバラバラになった皆の事を考えながら
わたしは今の現状に感謝して、精一杯に自分自身の実をつけよう。
かっこ悪くても大丈夫。それが所詮今生の自分なので。と思った。

ひっそりと柔和に、でも自立して
誰の力も借りず、自分の花を咲かせよう。
そんな風に思ったらお腹に力が宿りました。

浄土真宗の教えである「無量寿」(むりょうじゅ)
取り立てて何か教えて貰った訳ではないのですが、
やはり、ご縁が有りました。


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by norihana333 | 2009-05-12 11:27 | 日常


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