hana日記

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2009年 05月 30日

山のたんぽぽ

山で育ったタンポポの茎は ペットボトルほどの太さがある。
農薬を使った畑で育ったタンポポは小さく葉の裏に虫が着いている。

山のタンポポは生命力に溢れている。

スーパーで買って来たきのこを冷蔵庫に入れて放置すると、
数日でカビが生えて腐る。でも山で取れたきのこを冷蔵庫に入れたら
枯れて来る事はあっても腐る事はない。

「腐る」と「枯れる」
その人は東北のなまりを色濃く残した言葉で 飾らず真っすぐに話してくれました。
農薬を使った食べ物は腐るが、事前の無農薬の山の食べ物は腐らず枯れて行く。
いま私たちのお腹の中でその出来事は起こっているんだ。
その人はそう話されてました。

7年間花さえ咲かなかったりんご畑。

死のうと思って岩木山に自分が作ったロープを持ち登山、
そのドングリの木の首を括る為のロープを掛けたとき「リンゴの木」の幻覚を見た。
木の事、土から上の事はさんざん考えていたが、地面から下の根の事を忘れてた。
その幻覚を見た時に気づいたそうです。
夢中で家に帰り、死のうとしていた事さえ忘れてしまった。
熱くとつとつと笑顔を交えて 木村秋則さんは語ってくれました。

私は生まれて初めて対談を聞いて心が震えた。
今日は茂木健一郎さんと「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんのお話を聞く事が出来ました。

木村さんは生命力に溢れたかたでした。
そしてこんなにお話が面白かった方は居ない。自分を繕わないから。。。

雪の中にたわわに実る真っ赤なリンゴの写真を思い出しました。
太陽の精のような人でした。ずっとこの人の話しを聞きたい。
この人の心の底から出て来る言葉をもっと聞きたいと真剣に思いました。

人間は必ず死にます。
それなら この人が話す「山のタンポポ」のように生きていきたいな。
そう心から思うことが出来た対談でした。
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by norihana333 | 2009-05-30 23:53 | 日常


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